サヤ取りの実践:限月交代

商品先物のサヤ取りにおいて、3限月と6限月で仕掛けたものが、納会を迎えて2限月および5限月となってしまった場合に気をつけることはありますでしょうか。
特に最近、順ザヤがものすごく大きくなった東京一般大豆に対する縮小狙いは、どう考えれば良いでしょうか?

私が6番限×3番限だけをお勧めしているのは、期近のほうが当限に近づくとサヤ滑りの傾向が強く出てくる状況がありえるからです。

サヤ滑りとは、先限についていたプレミアムが剥げ落ちて、現物の実勢価格に収れんしていくことをいいます。

「期近のサヤ滑り」または「期先の強烈な上げ」あるいは、その両方のファクターにより拡大したサヤについて、縮小を狙いたくなる気持ちは非常によく分かりますが、教材で例に取った東京トウモロコシの歴史的なサヤの拡大という事件もありますので、慎重になるべきだと思います。

6番限×3番限のときは耐えられても、限月交代して、5番限×2番限に回ってくるとサヤの拡大が加速する可能性があります。

「サヤ取り入門」で羽根先生は、順ザヤの縮小を狙うのがいちばん簡単なサヤ取りであると述べられていましたが、2006年に入ってから時代が変わったと感じています。

いずれ縮小するのは間違いないので、拡大狙いで仕掛けるほうが成功率は高いように感じています。

しかしながら、またトレンドが変わってしまう可能性があるので、会員サイトのマンスリーレポートなどを参考にしながら慎重にトレードを行ってください。

多くの資金を一気に突っ込んだりせず、少しずつ試し玉を入れながらやっていれば、恐くありません。

仮に損切りすることになっても、年間収支に与える影響は本当に軽微ですから、必ず事前に決めたラインで実行するようにしてください。

感情を交えず機械的な売買に徹すれば、年間トータルで必ず勝てます。安心してください。




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